資格について

 


マインドフルネス「資格取得」について、よくお問合せを頂きます。
今回は資格について、思うところを書かせて頂こうと思いました。
正直なところを心をこめて書かせて頂きますが、なんせ、文才がありません。
そのため、誤解を抱かれる可能性があるかもしれません。先にお詫び申し上げます。

資格コースについては、お問合せを頂いた折に考えていました。
正直申せば、資格コースについて今は前向きではありません。

資格を持っているだけで十分ではなく、教えられるものではないのがマインドフルネス。
私なりに教える立場として、責任を感じています。

"なんちゃってマインドフルネス指導者"は、ご存じの通り、山ほどおられます。
でもこれからの世の中には要らないと思っています。

"この人だったら、共に学びを深め教えられる"と思える方には、こちらからお声かけさせて頂く_Oliveは、そのようなスタンスです。

マインドフルネスは、自分の体験を重ねたうえでどれだけ経験したか。
これが大事です。
その経験から、いかに自分が、自分以外の人や自分を評価しているか、
批判や判断をしているかなど、"今起きていることにありのままに気づける"ようになるには
月日がかかるものです。
資格コースを受けたからといって、翌日から成れる(開業)ものではないと考えています。

今は、資格ビジネスが大流行り。
私の考えとは逆行する世の中の流れです。苦笑
それでも、なんか そこじゃない気がするのでただの頑固者なのかもしれません。笑

毎年のように、Oliveで「教える側として働かせてほしい」という方々が来られます。
「○○をやっているから、自分に出来ます」
「企業にマインドフルネスを広げたいです」
といったようなことを仰います。

お話しを伺っていくと、具体的な理由やビジョンをお持ちではないので、不思議に思っておりますと、結局、目的がお金を稼ぐためだということがわかりました。
講師としての必要最低限の知識も、お気持ちも残念ながら、二の次三の次のご様子。
100人おられたら全員がそうだと思いたくありませんが、このような方々が多くいらっしゃるのには驚きます。
おそらく、資格コースをお金儲けの手段として設けているスクール側の無責任さも関係しているのではないかと思うのです。

コロナ禍を経験した私達は、本質的なことに気づき始めています。
お金儲け目当て、つまりは、自分のことしか考えていないものは、いづれ、自然淘汰されていきます。

人に対すること、教えることは、それほど重要で責任のあること。
覚悟がないと到底続けてはいけないのです。
それで自然です。

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